山崎大屋台の各部解説

山崎屋台の解説

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山崎屋台の解説

山崎大人屋台は平成12年、英賀神社菅公1100年大祭に36年ぶりに復活新調した屋台です。
屋台の大きさを示す四本柱の間隔は2尺8寸5分となります。
この屋台の特徴は、擬宝珠のシャチホコ飾り、総才端の鯉、三段垂木など旧大屋台の伝統を受け継ぎ、狭い拝殿での奉納差しが出きるよう屋根を浅く製作されており、遠くからでも山崎屋台と一目でわかるくらい特徴のある屋台です。
また太鼓は、今から160年ほど前の江戸後期に作られ、胴は太鼓作りにもっとも適しているといわれる赤ケヤキ作りで鏡面2尺8寸の赤ケヤキは現在では入手不可能で貴重な逸品といえます。
カザリ金具は「うっとり彫り」で有名な現代の名工、竹内カザリ金具店の力作で昇総才金具は上から亀、鶴、飛龍、虎、総才端に鷲を配し、「静」の亀、鶴、「動」の龍、虎が対に並ぶカザリの配置は播州で山崎屋台だけの特長です。
また、他の屋台とは違い脇棒受けには山崎を通る旧街道の風景を蒔絵で表現されているのも他にも類を見ないものに仕上がっており、細部に至るまで独創的な屋台に仕上がっております。

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